スーパー14 10-3

ブルーズ(ニュージーランド)-Blues(New Zealand)-ウエスタン・フォース(オーストラリア)-Western Force(Australia)-

ゲスト:大野均(東芝ブレイブルーパス)
解説:野澤武史 実況:大前一樹
開催日:2010年4月17日
会場:イーデン・パーク, オークランド

ブルーズ
1ウッドコック2メアラム(C)3アフォア4ハイウ5パウロ6カイノ7チェンバレン8マアフ9マチューソン10ブレット11ウルフ12マカリスター13スタンリー14ロコゾコ15トウェアヴァ

ウエスタン・フォース
1ヘンダーソン2チャールズ3フェアブラザー4ホッキングス5シャープ(C)6ホジソン7ポーコック8ブラウン9オヤング10ヒル11シェパード12クロス13インマン14バーソロミューズ15オコナー

ブルーズのキックオフで試合開始。

1分、野「ラックのオフサイドですね」
JOくんのPG失敗。
大「ポストにはじかれました」

野「今年のルール解釈で、ラグビーがスピーディになってると思うんですけど、ジャパン合宿では対策は。クイックな練習とか」
大野「スピード重視に、展開やセットを」
大「アタック側に有利ですね」
大野「ジャパンとしては、DFからアタックにつなげたいと。そのためには攻撃的なキックで相手陣に入って」

大野「(ヒルは)スマートな選手で、やってても助かります。04年に加入して言葉もしゃべれなくてもチームになじんで、コーチのやりたいことをいち早く実践してくれてFWとしても助かった」
野「東芝に入ってくる選手はいつもチームにフィットしていますね」

7分、大「またペナルティ」
大野「ジャパンのキーワードがあるんですけど、ブルズは我慢ですね」
野「それは日本語で?」
大野「JKが、『我慢』と。それは敵陣に入って安易なパスを放るんじゃなくて、しっかりボールを継続して、穴を作っていけと」
JOくんのPG成功。3-0

大「パット・ラム監督は選手一人一人と面談して戦いを再確認したそうです」
大野「ジャパンでもオフの日にJKと1on1のミーティングして、普段言えない事を聞いてくれたりして、助かる部分があります」
野「何言われたんですか」
大野「『お前の練習態度を常に見ている。そういう態度を若手に示せ』と」
大「もう引っ張っていく方ですね」
大野「でも気持ちは若くいたい(笑)」
野「大野さんがんばってるのに、グラウンド外出れないだろうってあると思いますよ(笑)」

9分、JOくんのPG失敗。
大「難しい角度、すこしそれました」

13分、野「スタンリーはそんなに大きくないですけど、いいプレイヤーですね」
大「184cmです」
野「十分大きかったですね(笑)」
大「あまり大きく見えない」
野「失礼しました(笑)」

17分、大「長いパスが通って」
ロコゾコのトライ。
大野「今ジャパンがお手本にしたい攻撃。FWで内に寄せて、最後外に」
大野「あれだけのプレッシャーでボールをキープするのは、なかなか難しい」
野「ゴール前でFWがチャンネル1を攻めるような練習も」
大野「サインでもよくあります」
マカリスターのGK失敗。3-5
大「右にそれました」

大「何人か対戦してらっしゃいますが。激しいものですか」
大野「試合はジャパンのプライドがあるので、気持ちでカバーしてます(笑)」

大野「(シャープ)W杯で1度間近で見たんですけど、威圧感があって、チームの核なんだなと雰囲気でわかりましたね」

大「桜のジャージを着ると、気持ちも違いますか」
大野「試合前の君が代を聞くと、熱いものがこみあげてきますね」
大「なかなか日の丸を背負うってことがないですからね」

25分、ロコゾコのトライ。
野「WFのDFは勤勉なんですが、逆にどんどん寄ってきて、斜めになると穴ができてしまう」
大野「相手の虚をつくという点では、ジャパンも見習いたい」
マカリスターのGK成功。3-12
大野「DFではWFの勤勉さが勉強になりますね」

28分、ウッドコックのトライ。
大「スタンリーが大きく抜けて。アフォア、ウッドコックとFWも走りますね」
マカリスターのGK成功。3-19
野「国内で言えば三洋のフロントローなんかよく動きますね」
大野「神戸の平島選手とかよく走りますね」

大野「今日はヒル、あまりボール持つ機会ないですね(笑)」
野「キックゲームのときは、後ろに下がってるんですかね」

39分、メアラムが押さえるも、ボールがこぼれたあと。

前半終了。

大「さあ、真剣勝負が間近に迫ってきましたね」
大野「去年から、あっという間の一年でした」
大「準備は万端ですか」
大野「体も出来上がってきてるんで、あとは細かいところを詰めて」
野「韓国戦はDFに注目したい」

大「スタッツで気になるところは」
大野「タックルミスが気になりますね。そこがジャパンと世界が大きく違うので、その差をどうにか埋めたい」
野「DFはリーグからコーチが来るのが多いですね」
大野「リーグはフィジカルが強いので、そういう選手をいかに止めるかを教えてくれるのは、ありがたい」

大「ヒル選手、あまり画面に映ってこないんですが」
大野「彼は迷いのないプレイヤーで、チームの戦略をしっかり理解しているので、まわりのプレイヤーが助かります。そういうところを見たい」
野「キッキングゲームが得意なのかなあと。東芝はランニングラグビーですから、ランナーかと思ってたんですから」
大野「日本では縦も通用するんですけど、このレベルではキックが主体になるのではないかと」

ヒルのキックで後半開始。

大野「WFのDFは整備されてるんですけど、タックルでちょっとずつ受けに回って前に出られてますね」
野「大野さんならはHTどんな言葉をかけてますか」
大野「まだ16点差は逆転可能なので、『我慢』を浸透させたい」
野「ロックの選手が言う『我慢』って重いですね」
大野「ナイサン・シャープに言ってみたい(笑)」

野「ターンオーバーしたときは、オプションがあるんですか、自分たちの判断ですか」
大野「とりあえず外に外に」

46分、大「抜ける、そのまま持っていった、タップキックから」
マテューソンのトライ。
野「ブレイクダウンで寄っている。ブラインドサイドの人数も多くて危ないな、と思ったんですが。大野さん、ブルーズにけっこう戦った相手が」
大野「アフォア、カイノ、マテューソン、ブレット、・・・」
野「カイノ強いの?ってさっき聞いたら、『みんな強いよ』って(笑)」
大野「誰か一人っていうのはなかなか(笑)、でも去年の試合では前半はやられたけど後半は上回ったという試合があって、自信になりました。試合の機会が持てるのはラグビー選手としては幸せ」
大「コンタクトするとそういう思いはよけいに強まるかも」
大野「でもそういう思いを持ってしまうとプライドにかかわるので、相手にすごいと思わせる勢いでやってます」

野「ラインアウトのDFでターンオーバーありましたが、大野さんの仕事場といいますか(笑)」
大野「あそこでターンオーバーできるロックは頼りになりますね。今のラインアウトはスピードが重視されているので、そこは徹底的に練習してます」

51分、ロコゾコのトライ。
大「体重軽くなって、切れがますます増してきました」
大野「すれ違いのパスがうまい。TLだとノックオンになる可能性が高い。外国チームはフィフティフィフティパスのつなぎがうまい。タックルして倒したと思っても、もうボールがつながっていると」
マカリスターのGK成功。3-31
大「ポストに当たって内側へ」
野「立ってラグビーしますね」
大野「最後まで両手でボール扱おうとする」
野「両手でボールを持つとディフェンダーが選択肢しぼれない」

67分、ウルフのトライはビデオレフ。
野「WFは面が大きく崩れてということはないんですけど、モッチャリしたトライになっている」
大「手が入っているようにも見えますが」
トライの認定。
大「マカリスターが抜けて、ウルフがもらってそのまま引きずるように」
マカリスターのGK成功。3-38

69分、ホジソンのトライはビデオレフ。
大「相手のスペースを見つけてキックパス。最後はちゃんとグラウディングできたか、はたいているようにも見えます。認められませんでした。このキックパスがちょっと面白い」
野「TLでもやってきそうな(笑)」
大野「ブルーズ最後守ったのはプロップですね」
野「70分戦ってなお」

大野「オコナーは東芝の廣瀬選手のような動きしますね。一発では絶対倒れない」
野「なんでですかね」
大野「廣瀬に前に聞いたことあるんですけど、倒れたくないと思ったら倒れないもんだと(笑)」
野「まずは意識の問題」
大「オコナーは自分のラグビーはギタウの存在が大きいと」
大野「オコナーのデビュー戦はTVで見てましたが、すごい18歳がいるんだな、と」
野「キレキレでしたよね」

77分、大「今のヒルのキックは距離もでてすばらしかった」
ポーコックのトライ。
野「ラインアウトの前で取って、後ろの選手へ。スペースを攻めてくるアタックですね」
大「チェンバレンをふりきって」
コンバージョン成功。10-38

79分、大「ブルズにペナルティ」
認定トライ。17-38
野「オコナーからのいいラインブレイクがありましたね」

ノーサイド。
野「終始ブルーズのゲームでしたね。組織でDFするフォースはランナーがたくさんいるブルーズみたいなチームは苦手でしたかね」
大野「(フォース、2連勝して)勢いがあっただけに残念」

大「解説はいかがでしたか」
大野「普段見ているのとは集中が違うな、と。同じチームでやってたヒルがスーパーラグビーでやってるのが、ちょっとヘンな感じ(笑)。最後は彼のいい部分が出ていたのでは」
野「コメントの端々に人間としていいキーワードがでてきて、勉強になりました」

大野「必ずW杯の切符を取って、W杯で勝てるチームを作っていきますので、熱い声援をお願いします」
野「日本中のラグビーを愛する人でジャパンを応援していきたい」

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